新型コロナウイルスによって、時代は大きく変化しました。ニューノーマルな時代の流れは働き方だけでなく、結婚や家族に対する考え方、婚活スタイルにも大きな影響を与えています。今回はそんなニューノーマル時代における「婚活」についてお話ししていきます。
ニューノーマルとは？
「ニューノーマル」とは、コロナ禍によって注目されはじめた新しい生活様式を総称した言葉です。「New（新しいこと）」と「Normal（標準）」から生まれた造語で、変化が起こる以前の生活には戻ることができず、新たな常識が定着していくことを指しています。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックをきっかけに、人との接触機会を減らすことやソーシャルディスタンスを保つことなど、生活スタイルのアップデートが求められるようになりました。在宅勤務やリモートワーク、オンライン会議などは、もはや常識となりつつありますね。
「家族」という存在の重要性
コロナウイルス感染拡大を防ぐため、人と人との接触を減らさなければならない世の中へと変化しました。不特定多数の人が集まるイベントは軒並み中止になり、知らない人同士がオフラインで出会う機会はパンデミック以前と比べて激減したでしょう。
その移り変わりゆく時代の中で、人と人のつながりの最小単位である「家族」の重要性は増していると私は思います。
ソニー損保が2020年6月に、子どもを持つ20歳～49歳の男女に行った調査によれば、「新型コロナウイルス流行前に比べ、家族がいることが自身の安心につながったと回答した人は男女共に7割以上」という結果になりました。
その理由については、
・家族がいることで気持ちが明るくなる
・新型コロナウイルスの不安と脅威によって家族の大切さを改めて感じた
などが挙げられました。
（参考文献：ソニー損保の安心ってなんだ？研究所）
ソニー損保の調査結果からも分かるように、家族の重要性は時代の変化と共に増しているのです。
生活の変化と気持ちの変化
今後も、ニューノーマルな生活様式は続いていくでしょう。以前であれば、1日の大半を会社で過ごし、家に帰ったら寝るだけという人も多かったと思います。しかし、在宅勤務やリモートワークが常識となりつつある今、家で過ごす時間が徐々に増えつつあります。働き方が変わることで、住まいの選び方ももちろん変わっていくでしょう。寝るスペースだけあればいいと考えていた人も、家の中で快適に過ごす方法や居心地の良い住まい、環境づくりを考えるようになっているはずです。
これまで仕事が忙しく、趣味も充実、共に成長する友人も多く、結婚するメリットを感じないと思っていた方も、ニューノーマルの時代に向けて「家族をもちたい」「結婚したい」という考えになる方も増えています。外出しないので人とオフラインで接する機会が減り、孤独を感じてしまうからです。
また、働く場所と時間を自分で自由に決められるようになり、会社に縛られない働き方ができることも大きな要因でしょう。働き方の変化と共に、家族の大切さに気づく人は今後どんどん増えていくと思います。
時代に合わせた婚活をしよう
結婚したいと思う人が増える一方で、リアルの出会いの場所は少なくなっているのが現状です。職場もリモートワークが進み、大勢で集うイベントも少なくなっています。家と職場との往復、家族としか話していないという声も聴きます。行動したくても、どうすればいいかわからなくて不安ですよね。
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