結婚相手に求める希望年収を「年収500万円以上」とする女性は非常に多いものです。
でも、「そんなの高すぎ」とも言われたり…。

はたして年収500万円という数字は現実的ではないのでしょうか?

今回は男性の収入の現状や、高収入の男性と出会える場所などについてまとめました。
最後まで読んでいただければ、あなたが高収入の男性と結婚できる可能性を飛躍的に高められるでしょう。

男性の収入「想像」と「現実」

女性が条件として男性に求める年収「500万円」が現実的なのかをまず確認しましょう。

厚生労働省による国民生活基礎調査によると、所得金額200-300万円台の世帯が最も多く13.6%。
そこから緩やかに減少していき所得金額1000万円以上の世帯は12.1%。平均所得金額は552万円。
中央値437万円という結果でした。

また、年齢別の世帯人員1人当たり平均所得金額は、20代208万円、30代199万円、40代217万円、50代276万円という結果になっています。

ちなみに所得とは会社員であれば「給与(収入)から給与所得控除(必要経費)を差し引いた後の金額」です。

この結果からすると、40代の平均所得金額は217万円です。
総収入額は人により変わりますが、500万円には届かない可能性が高いですね。

つまり「年収500万円」の男性は、実は女性が考えているほど多くはないのです。

 

女性が年収の高い男性を求める理由

男性の希望年収を「500万円以上」と設定する女性は数多くおられます。さらに「年収1000万円が絶対条件」とする女性も珍しくありません。

では女性が高収入の男性を求める傾向が強いのは何故でしょうか?
それは「父親の年収」や「子育て」が関係している可能性があります。

まず1つめは、父親と同居している・同居していた時の年収を結婚相手に求めてしまうケースです。

婚活をされる女性の父親世代は勤続年数も長く、地位の高い役職に就いておられる方も多いことでしょう。また一昔前は「女は寿退社が当たり前」で、長く働き続けている女性は煙たがられることすらありました。配偶者のぶんまで男性が稼がなければならなかったのです。

しかし父親の現在の年齢とこれから結婚するお相手との年齢は一回り以上離れているはずですし、女性が家庭に入るのが当然だった時代は過ぎ去りました。

今は高収入を得ている父親であっても、若い頃は収入が少なく苦労したかもしれませんよね。

父親の収入を基準に考えてしまうのは仕方のないことですが、それを時代も年齢も異なる結婚相手に当てはめるのはあまりオススメできません。

2つめは子育てです。子育てには多くのお金がかかりますよね。

たとえば私立高校の1年間の平均授業料は約81万円(文部科学省「令和元年度私立高等学校等初年度授業料等の調査結果について」より)。3年間で200万円以上がかかる計算になります。

また私立大学も、平均学費は約100万円と言われており、卒業までに400万円はかかることに。子どもが、もしひとり暮らしを希望するなら、さらに負担は増えますね。

このように将来子育てにかかるお金に不安を感じているため、「高収入の男性と結婚したい」と感じるよう。

女性は男性よりも現実的と言われているように、お金にはシビアなことが伺えます。

ですが専業主婦が稀有な存在になった今、それほど高収入でない男性と結婚したとしても、女性も働き家計を助け、今から計画的に貯めていくこともできるのです。

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高収入よりも大切な結婚の条件とは

お相手の年収はとても大事なポイントですよね。
ですが高収入かどうかよりも大切にしてほしい条件もあります。

それは、お相手とのフィーリングや結婚観であり「この人と結婚したい」とあなた自身が心の底から思えることです。

どれほど年収が高くても、価値観が合わなかったり、あなたを大切にしなかったりする人はオススメできません。

それよりも「年収は希望より少し低いけど、優しい」「一緒にいて居心地が良い」と感じるお相手がベターです。

結婚は一瞬のものではありません。生活として永く続いていくものです。だからこそ、一緒にいて辛さを感じないかどうかがとても重要なのです。

年収の高い男性に選ばれる女性とは

高収入の男性は、どんな女性を好むのでしょうか。

主な条件を3つご紹介しましょう。

  1. 節約じょうず
  2. 価値観が合う
  3. ある程度稼いでいる

高収入の男性は他人からの目線に敏感です。もしあなたがお相手を「金のなる木」として見ているなら、すぐに察知されてしまいます。

多くの高収入の男性が希望するのは、浪費せず、価値観が合い、男性の収入に依存しない女性のようです。

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「どうして結婚相談所には年収の高い男性が集まっているの?」と思いますよね。
実は逆なのです。経済的に余裕があるから、入会金などが必要になる結婚相談所で活動できるのです。ですから、アプリや婚活パーティよりも、高収入の男性が多いのですよ。

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